ビクトリノックスの万能ナイフが便利なツールだと分かるまでの話

victorinoxガジェット

ビクトリノックスの製品は結構好きです。服・鞄・スーツケース・万能ナイフ、景品でもらったマウスとUSBハブとか持っています。

しかし元々、刃物を見るのが嫌いな人間で、自室には全く切れないレターオープナーか、錆びついた小さなカッター位しか置かない人間です。また、ビクトリノックスの万能ナイフは、飛行機の手荷物に入れれなくなり*、かなり衰退したとも聞いてたので、万能ナイフだけは持っていませんでした。(*機内持込:×、受託(預け)荷物:○)

実際、初めて使ったビクトリノックスの製品はカバンで、次もスーツケース、その次は服で、またカバン・・・と、アパレル系だけでした。

そんな私が便利なツールと、ビクトリノックスの万能ナイフを言える様になったまでのストーリーを紹介します。

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ビクトリノックス万能ナイフに行き着くまで

コルク抜きと缶切りの大事さを痛感

かなり前ですが、海外旅行の際に、ワインのボトルと缶詰を買いました。

ホテルに戻って気づいたのが、開ける道具がない・・・。

栓抜きは置いて有りました。しかし今回は栓抜きは要りません。(瓶のフタは無理矢理なら開けられます。)

困りました・・・

腐る物では無いので、お土産にと一瞬思いましたが、ワインは重いので嫌です。小さなホテルで時間も遅くロビーに人も居ません。結局同じ店に戻り、2,000円位払ってソムリエナイフを買いました。

もったいないです。家に帰ればワインを開ける物は有ります・・・

もちろん、ソムリエナイフには、缶切りが付いてません!

日本に帰った後、前回缶詰をお土産にした事を思い出し、次の旅行までに、百均で定番の缶切り・コルク抜きが付いた栓抜きを買って、スーツケースに常備する事にしました。

あっ、ナイフがないと開けれない・・・

基本、ワインよりビールが好きなのと外食の機会も多く、その後栓抜きを使う事無く、何回か海外旅行へ行きました。久しぶりに海外旅行中に、またワインを購入する事にしました。

「今度こそ、コルク抜きを常備しているから大丈夫だ!」と意気揚々とワイン購入です。

ホテルに帰り、いざ開けるとなると、薄い(アルミ?の)カバーが取れない!!!

爪が入る隙もない、缶切りの先の尖った所やコルク抜きの先端を使い、削って削って何とか開ける事に成功しました。その日は、やっぱり「ソムリエナイフ要るな。」と痛感して、飲んで寝ました。

日本に戻り・・・

しばらくして、次の海外行きが決まりました。「そう言えば、前もワインボトルで面倒な事になったな。でも、ソムリエナイフと缶切り2つも要らないな・・・邪魔だな。」とか色々考えていました。

ソムリエナイフも栓抜きも缶切りも全部ありを探す

そこで、1つ3役を探すことにしました。2つが最低条件です。

  • ワインが開けられる(ナイフとコルク抜きがついている)
  • 缶切りがある

中々、無いです。缶切り+コルク抜きはどこにでもあります。ソムリエナイフもネットで探せば、すぐ見つかります。しかし、缶切りとソムリエナイフの組み合わせはありません。

缶切りが、ワインの国ヨーロッパでは、ネジを回す形で別物だからだと思います。

そこでふと思ったのが、「ソムリエナイフは、飛行機で持って帰ってこれたぞ。そうだ、万能ナイフだ!ビクトリノックスだ!」となり、探す事にします。

ビクトリノックスの万能ナイフを選ぶ

Amazonでビクトリノックスと検索すると、コルク抜きとナイフ付きセットが、一瞬で見つかります。

缶切りは?と探しても、それらしき形の物がありません・・・。

見てても分からないので、ネットで「ビクトリノックス 缶切り」で検索。

画像検索をすると色々出てきます。海外で定番のネジを回すタイプもありますが、万能ナイフから見慣れない形の歯と開いた缶の写真があり、缶切りと書いています!!

おぉ!これだ


完璧に要望通りが、VICTORINOX(ビクトリノックス) ウェイターと言われるモデルで、ナイフ・缶切り・栓抜き・コルク抜きがついている、最小限モデルです。しかも、安いです!

ビクトリノックスは、服や鞄はそこそこの値段ですが、万能ナイフは全体的に思ったより安いです。そんな事もあり、もう少し機能があるのにする事にしました。

少し機能が増えると、一番メジャーな価格帯なのか、少しの違いで沢山のモデルがあります。

「ハサミがあるのが良いな」とか考えて探していると、トラベラーBKには、ワインのアルミを切るためのナイフ(下記写真右下側)である事が分かりました。

ナイフさえあれば、ワインの口は切れるので重要ではないですが、いくつかナイフがあり使い分けれること、見た感じ機能が多い割に安めなことで、このトラベラーBKにすることにしました。

ビクトリノックスを使ってみて

最終的には、ケース・フック紐と、王道の赤色を選んで購入です。

ビクトリノックスの万能ナイフを使って感じた事

缶切りはコツがいります

缶切りが意外と曲者です。使い方が分からないと難しいです。「ウェイター」モデルに付いてる缶切り栓抜き共用のツールと、「トラベラーBK」の缶切りツールは違うようです。

下記の動画が分かりやすいです。

複数ナイフは便利

「トラベラーBK」は、ナイフが3つある事になります。普通のナイフが大小と、ワイン開封用です。

大きなナイフは果物等の食べ物を切るときに使うので綺麗にしておきたく、複数で使い分けが出来るので助かります。小さなナイフを紙とか紐を切るようにして、ワインにはワイン専用で分けて使っています。

フックが使える

海賊の船長の義手みたいな、フックが中々便利です。女性の人にも良いツールで、プルダブを開けるときに引っ張るのに使います。私も爪を切りたての時や凄く硬い場合に使っています。

他にも、小さなピンセットもあります。薄いので力をかけれないですが、何か詰まった時に役立ちます。ただ、楊枝だけは使っていません。

気になった点

ツールを開けるのが、結構重たいです。爪を引っ掛けるようにして出します。フックが使えると書きましたが、フックを出すのと、硬いプルタブを開けるための力は同じくらい必要では?感じる事もあります。

ツールには、潤滑油がついている事があり、果物などを切る前と後にティッシュで拭く必要があります。

機内には持ち込めませんが、預けれます。

画像元:成田国際空港

まず、飛行機にはほとんどの万能ナイフは持ち込めません。しかし、受託荷物には入れることが出来ます。海外旅行で持って行きたい時は、預け荷物に入れられます。機内では必要ない物ですから、スーツケースに入れて常備しています。

*短期旅行で、スーツケースを機内に持ち込む際に注意しないと、捨てる事になります!!

ビクトリノックスの便利さのまとめ

最近は海外に行く際には必ず持っていきます。小さくて軽いです。スーツケースに入れておけば、いざと言うときに大変便利です。

海外のお菓子等は、梱包が日本ほど開けやすく工夫されていないため開けにくく、ハサミがあるだけで、すぐに解決できます。

また、最近の日本の缶詰は、ほぼ缶切りなしで開けれる様になってきていますが、まだまだ海外では缶切りが必要です。缶の製品は滅多に買いませんが、その滅多な事でも対応可能です。

果物を食べる時も、皮を剥いて切って食べる事が出来ます。スーパーでツマミ等を買い物する時も、ナイフがあるだけで選ぶ種類が増やせます。

1本あるだけで、便利です。十徳ナイフと言うだけあります!