5回に分けて、タブレット愛用者の私が、タブレットの良さ(ちょっとダメなところ)を「タブレット使いの5か条」として力説しています。今回はその4となり、タブレットの画質について考えます。画質は良いのにこした事はないが結論ですが・・・
その1から読んでもらえればと思います。
心得4:画質がすごく大事
パソコンは人にもよりますが、50cm~1mくらい離して見ます。一方、タブレットは、スマホを見るぐらいの距離で使うことが多いです。しかし、タブレットはスマホの倍以上の画面の大きさが基本的です。
そのため、画質が悪いものでは非常に見難いです。やはり、iPad(Retinaディスプレイ)を始めとする高解像度ディスプレイを持った物を選ぶべきです。なお、一度高解像のタブレットを使うと、荒い画質には戻れません。
また、画質が荒く見難いがために拡大をしても、拡大した画質も荒いので非常に読みにく観にくいことがあります。荒い画質の動画でも良いディスプレイで観るのでは違います。
ここでは、画質を選ぶ際に出てくる単語を纏めたいと思います。
解像度
2,048 x 1,536ピクセル解像度などと表示されています。画素数を表しています。これだけでは、画面の綺麗かは判別できません。
例えば、ディスプレイサイズが異なっても、この解像度が同じ場合があります。この様な場合、小さなディスプレの方が大きなディスプレイより解像度が高いと言えます。
そのため、解像度とディスプレイサイズを両方を見る必要があり、次のppiやdpi値が計算した数値です。
ppiとかdpi 単位
dpiは、dots per inch、ppiは、pixels per inchの略です。1インチにピクセル(またはドット)が何個あるかを表していて、多いほど綺麗です。200ppiを越えると肉眼で判別はほとんど無理とも言われています。
自分で計算する場合は、
ppi = √(幅x幅 + 高さx高さ) / 画面インチ(対角)
(*幅・高さは解像度から)
です。
HD、WXGAやQXGAなど名称
ある一定の画素数で名前をつけて呼ばれています。モニターなどにも使われる名称です。iPadは、QXGAクラスです。HDは、タブレットとしてはかなり画質が荒い方です。
表題の3つの名称がタブレットでは多いです。低価格帯のタブレットは、HDやWXGAです。高価格帯はQXGAなどになりますが、これらの名称を使う会社と、Appleのように独自商品名のみを使う会社もあります。
Retina ディスプレイ
Apple社独自の高解像度ディスプレイの名称です。iPadは全てRetinaディスプレイですので、iPadを購入する際は、必然的に高解像度ディスプレイになります。
iPhone やiPadのモデル毎でppi値は異なりますが、これらの画質の違いを判別できる人はほぼ居ないと思いますし、iPhoneよりiPad Proは見難いなとは思わないはずです。
IPS液晶
IPS細胞とは全く関係ありません。In Plane Switchingの略で、液晶駆動方式のことです。この液晶を使うことにより、視野角が広いや色味が変わることがありますが、これだから綺麗とか買いと判別に使う事は一般的には無いです。マニア的な拘りのある人は別かと・・・。
今回は、サラッと流す感じの内容ですが、タブレット買うのなら高画質!は、かなり強くお伝えしたいため、心得の1つとさせてもらいました。
次回は最終回、その5へ続きます。