競馬は、日本で最も有名な公営競技でもあり、英語でも”the races”と呼ぶほど、ポピュラーな競技です。多くの人が、一度は実際のレースを、テレビや競馬場で見たり、競走馬育成ゲームを楽しんだことがあるのでは無いでしょうか。競馬漫画も人気作が多く、長編作品も意外と多いです。
公営競技を舞台にしていますが、多くの漫画が、学生をターゲットのはずの少年誌で連載をして人気を博す、不思議なジャンルの漫画です。

私が好きな、おすすめ競馬マンガベスト5
1位:風のシルフィード
感動の名作です。母馬との命を引き換えに誕生した芦毛の馬が、足に故障があるハンディを物ともせず、名パートーナーである騎手と一緒に、ライバル馬との戦いを繰り広げならが成長する姿を描いた漫画。涙なしでは読めません。
全23巻
2位:じゃじゃ馬グルーミン★UP!
パトレーバーや鉄腕バーディーなどSF漫画で有名な作者の漫画です。競馬関連ですが、競走馬やレースではなく、牧場を舞台にする珍しいマンガです。牧場の近くで遭難し拾われてた高校生の少年が、牧場で働き大人になる姿を描いた漫画。牧場の娘と結ばれ大団円の結末です。ラブコメ漫画的な要素もあります。
全26巻
3位:優駿の門
続編や番外編漫画が多数出ました。地方競馬のジョッキーとしてデビューした主人公が、幼馴染のライバルたちと一緒に、ジョッキーとして成長していく姿を描いた漫画。続編のGIでは一旦主人公が変わりますが、ピエタで同じ人物になります。架空の馬たちですが、親など血統は実在の種牡馬名が使われています。
- 優駿の門 全33巻
- 優駿の門 GI(ジーワン) 全13巻
- 優駿の門 -ピエタ- 全11巻
- 優駿の門 -チャンプ- 全8巻
- 優駿の門 GP 5巻(2017/2/20)
4位:みどりのマキバオー
馬には見えない小さく寸胴で顔の大きい馬が、騎手の中でも小柄なジョッキーとネズミの親分の力を借りて、競走馬として活躍する姿を描いた漫画。馬と人間やネズミが会話するファンタジー色もあり、またギャグ要素も強い漫画である。
- みどりのマキバオー 全16巻(Kindle:全10巻)
- たいようのマキバオー 全16巻
- たいようのマキバオーW 20巻(2017/2/17)
5位:あら馬こりゃ馬
一時期荒んだ生活をしていたジョッキーが、再度技術を高めクラシックの大舞台に挑戦していく姿を描いた漫画
元天才ジョッキーと言われ、伝説となったトウカイテイオーと感動の有馬記念制覇をした、田原成貴元騎手が、現役騎手をしながら原作をスタートさせたマンガです。作画担当者は、既に若くして他界されています。
全17巻
その他おすすめの競馬漫画
ウイニング・チケット
実在の馬が出てきますが、90年代の名馬ウイニングチケットの話ではありません。主人公は、元騎手であり馬主・牧場の社長です。
- ウイニング・チケット 全21巻
- ウイニング・チケット2 全4巻
ウイナーズサークルへようこそ
全9巻
スピーディワンダー
超人気サッカー漫画「ジャイアントキリング」の原作者、綱本将也氏原作による競馬漫画です。凱旋門など海外の競馬の話もあります。
全17巻
ダービージョッキー
全22巻
優駿たちの蹄跡
名馬と言われた実在の馬・騎手あるいは関係者など、競馬に関わる内容を取り上げ、秘話や物語を描いています。「優駿の門」と同一作者です。
新・優駿たちの蹄跡 全4巻(優駿たちの蹄跡 全15巻)
女性騎手が主人公の競馬漫画
2016年は、現実の競馬では、久しぶりに中央競馬に女性騎手復活となり、藤田菜七子騎手のデビューが話題になりました。
バロンドリロンド
全6巻
*Amazonで探しにくいので、全巻分リンクしています。
バロンドリロンド(2) (ビッグコミックス)
バロンドリロンド(3) (ビッグコミックス)
バロンドリロンド(4) (ビッグコミックス)
バロンドリロンド(5) (ビッグコミックス)
バロンドリロンド(6) (ビッグコミックス)
ダービー・クイーン
全3巻
おっぱいジョッキー
Jカップジョッキーが主人公のコメディー風競馬漫画です。目が凄いことになっていますね。
全11巻
優駿の門-アスミ-
同名の大作漫画がありますが、やまさき拓味監修の元で、別作画・原作者による漫画です。
全7巻