iPhone/Androidで使えるVPNアプリで、無料Wi-Fiセキュリティ対策

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格安SIM(MVNO)などの普及もあり、無料Wi-Fiを使う人も増えていると思いますが、セキュリティー対策の一環としてVPNを使うことをお勧めします。無料Wi-Fiは、悪意のあるユーザーやホットスポット管理者によって、データが抜き取られる恐れがありますが、そんな心配を軽減してくれるのがVPN技術です。

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VPNについて

VPNとは

Virtual Private Networkの略です。仮想的にプライベートな接続を提供してくれます。具体的には、自分の端末からサーバーまでの通信を暗号化処理し、秘匿性を高めるので、無料Wi-Fiホットスポットだけでなく、接続先のサイトへ対しても対策が見込めます。

Opera VPNアプリの1ページを借りると、

VPNで、その他に出来ること:

  • セキュリティー対策(秘匿性の向上)
  • 某国のファイアーウォール対策(GmailやFacebook使用、使えないVPN多数)
  • 日本向けサイトの海外からの閲覧(逆もあり)
  • 広告ブロック

などがあります。* 国によってはVPNが禁止されているところもあるようです。法令遵守と自己責任です。

とは言っても、セキュリティー対策として役に立つので、無料Wi-Fiなどを使う際は有効ですので、活用した方が良いです。

VPNアプリの使い方

難しそうに聞こえますが、非常に簡単に使えます。初期設定で、VPNを許可する必要がありますが、各アプリ初回起動時に、確認を求められるので使用できるようにします。

普段使いは、インストールしたアプリを開いて、オンにするだけで完了です。VPNが作動中は、iPhoneの場合は、ネットワーク表示の横にVPNと表示され、Androidだと鍵マークが表示されます。

上記は、アプリ内のチェックですので、若干の自作自演感もありますが、Android版Opera VPNで、セキュリティーレベルのチェックも可能です。

なお、日本国内しか閲覧できないサービスを使っているのに、他国へ経由のVPNにすると見れないことがあるので、その際は日本を選びなおす必要があります。

データ通信量の制限があるアプリもあるので、インターネット接続が終わったらオフにします。

iPhone/Androidへオススメ無料VPNアプリ

TunnelBear(iPhone/Android)

Mac向けのVPNとして紹介もしていますが、様々なプラットフォームに対応しているので、iPhoneやAndroidでも利用可能です。通常では500MB/月ですが、twitterで呟けば、1GBを余分にくれます。

こちらを一番にオススメするのは、無料で日本を含む世界20箇所以上の地域のサーバーを提供していること、様々なOS(Mac/Win/iOS/Andorid)向けのアプリを提供し、使い方も非常に簡単です。

TunnelBear VPN

TunnelBear VPN
無料
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Opera VPN(iPhone/Android)

2018年4月30日でサービスが終了したようです。下記の企業を買収しているので、移行をそくしています。

SurfEasyのVPN(iPhone/Android)

実は、上記のOpera VPNと同じ会社が作っています。こちらは無制限の通信は有料になりますが、日本や多くの地域に対応しています。また、メールアドレス登録やいいね!をすれば少しずつ使える容量が増えるようになっています。

アプリも非常に見やすくなってオススメですので、使用量が少ない人には最適です。

SurfEasy VPN

SurfEasy VPN
開発元:SurfEasy
無料
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Hotspot Shield VPN(iPhone/Android)

無料だと広告表示がありますが、日本含めかなりの国が選択できます。また多くのプラットフォームにも対応していて、ChromeのプラグインなどもあるのでPC・Macでも使えます。

元々アメリカの企業であり、3.5億人が使用されているそうです。有料版のライセンスをAmazonなどで購入も可能です(下記参照)。

VPN in Touch | VPN Proxy and Hotspot Security

VPN in Touch | VPN Proxy and Hotspot Security
開発元:BetterNet LLC
無料
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iPhone/Androidへオススメ有料VPNアプリ

VPN自体が信用できないと思い出すとキリがありませんが、有料版を多くがリリースしています。ライセンス形式でAmazonから購入もできます。多くの有料版は、日本のサーバーを提供し、データ通信量無制限、各プラットフォームへのアプリ提供と、多くの機能が強化されています。

Hotspot Shield Wi-Fi セキュリティ

上記で紹介したアプリの有料版であるパッケージ品がアマゾンでも購入できます。アプリ内で購入もできますが、こちらは5台まで使えて様々なOSにも対応のライセンスです。

期限なし買い切り型のWi-FiセキュリティVPNサービスがいい!
VPNは海外旅行・出張の人にも、無料Wi-Fiホットスポットを頻繁に使う人のセキュリティ対策としてオススメしていますが、無料では物足ら無い場合、有料版を月々支払うか年間ライセンス購入が必要でした。そして、待望の無期限の有料版ライセンスのWi...

ノートン WiFi プライバシー

ウイルス対策ソフトで有名なノートンからも、パッページが販売されています。パッケージの種類は幾つかありますが、メジャーOSである、Win/Mac/iOS(iPhone)/Androidに対応しています。

中国でのVPN

Gmail・FacebookやTwitterなど多くのサービスが中国では使用できません。一時はVPNで回避することも可能でしたが、不安定だったり全く繋がらない物も多くあります。上記のアプリについても、動きません。

VPNはセキュリティ対策が主ですので、中国での閲覧ができないサービスやサイトを見るには、国際ローミングが確実です。キャリアのローミングは高額な場合もあります。格安SIMを使っている私の場合は、AmazonでローミングができるSIM購入しています。

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まとめ

VPNは、セキュリティー対策より、某国のファイアーウォールを抜けるための手段として知られていますが、逆に言えば、国レベルの対策に対しても、情報を漏らさないことを意味し、セキュリティー対策としては、かなり強固です。(ソフトウェア技術ですので、100%ではありませんが…)

特に、海外旅行などで、不特定多数が使う無料Wi-Fiスポットを利用する際は、普段以上にセキュリティーについて考えて使用するのに越したことはありません。中国以外の場合には、ホテルの無料Wi-Fiを使うことも多いので、必ずVPNを使っていますね。

なお、VPNは同時に複数は使えませんが、使い分けるのは意外と簡単です。使わないVPNアプリをオフにして、使う側だけオンにすれば良いので、使い分ける形で複数入れていると、利用制限にも余裕が出来るのでオススメです。

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